整理収納アドバイザーとして、仕事をしていきたい場合、整理収納アドバイザー1級の資格をとる必要があります。
この記事では、私が整理収納アドバイザー1級をとった経緯と、整理収納アドバイザー1級をとる方法などをまとめますね^^
私が整理収納アドバイザー1級を取得した経緯
私が所属した会社は、家事代行の仕事だけでもよかったので、整理収納アドバイザー2級を取った私は、その先にある、整理収納アドバイザー1級を取るか、迷っていました。
整理収納アドバイザー2級を取得した経緯と取得方法についての記事はこちらからどうぞ☆
今思えば、迷っている時点で、整理収納アドバイザー1級を取りたい!という方向に気持ちは傾いていたかもしれません。
その時は、資格をとりたいモードでした(笑)
講師の方のオリジナルセミナーに参加して、同じ迷いがある方ともお会いできて、1級にも挑戦することにしました^^
ところがこれが、勉強することから遠ざかっていた私にとっては簡単ではありませんでした^^;
まずは整理収納アドバイザー1級予備講座から
整理収納アドバイザー1級を受験するには、まず予備講座というものを受けなくてはいけません。
(2級を持っていることが前提です。)
*2019年6月1日から、整理収納アドバイザー予備講座は、整理収納アドバイザー準1級という名称になっています。
内容は、整理収納アドバイザー予備講座とほぼ同じ内容になっています。
詳しくは、ハウスキーピング協会のHPをごらんください。
整理収納アドバイザー1級は、プロとしてお客様にアドバイスができる資格なので、より学びを深める必要があるのです。
1日、約7時間の講座を2日間にわたって受講します。
2級の内容をより詳しく具体的に学ぶのと、お客様に向けてのヒアリングの仕方やプランの立て方を学びます。
受講料は32400円(テキスト代込み)です。
*現在は、36300円(テキスト代含む)です。
受講する機会は東京や大阪など主要都市にて年に数回です。
長時間ではありますが、途中ワークがあったり、同じ目標で学ぶ方とのお話は楽しかったです。
2日間同じメンバーで頑張るので、同期としての仲間もできます\(^o^)/
(ちなみに、2018年12月にテキストが改定されています)
そして1次試験
1次試験は、東京や大阪など主要都市で行われます。東京や大阪では年に数回受験できますが、その他の地域では年に1回ほどです。なので、場所によっては、キャンセル待ちもあるようです。
問題はマークシート方式で100問
70点以上が合格
受験料は8640円です。(現在、11000円税込です)
時間が90分なので、結構ぎりぎりです^^;
マークシートだからと甘くみていましたが、言い回しが紛らわしく、問題というよりも、問題の意味を読み解くのが大変でした。
(ちなみに私は、1度落ちています・・・(T_T))
それから、本気に勉強しました(笑)
勉強方法は、語句を覚える。収納の流れについて覚える。文字で書いたり、図解してみたりと繰り返し覚えました。
文章を前後変えてみたりして、設問のしかたが変わってもわかっているかの確認などもしてみました。
太いマジックで大きく紙に書いて、お風呂に持ち込んで覚えたりもしました^^
スマホなどで勉強ができる、アプリも販売されています。
私は、始め購入しないで受験したのですが、さすがに次は合格したかったので、購入しました。
(2400円と割とお高めです・・・)
アプリのレビューを見ると評価は低いですが、何をどう勉強したら良いかわからなかった私は、結構活用しました。
隙間時間にできるのは便利だったと思います。
合否は、約1ヶ月後。ホームページにて発表されます。
(ドキドキの2回目の受験で無事合格しました\(-o-)/)
さらに2次試験
1次試験に合格できたら、2次試験があります。
私は、自分の地区での受験日の都合がつかなかったので、2次試験は東京で受けました。
2次試験は研究発表です。
自分と家族以外の第三者に向けての”提案編”と
自分以外で家族も可の”実作業編”のどちらかを選びます。
私は、実作業編を選びました。
家族も可とのことでしたが、家族以外のほうが望ましいと予備講座で聞いたので、お友達のおうちを題材にさせていただきました。
A4サイズ5枚ほどの資料を作って、1人20分のプレゼンで3~5人のグループで受けます。
自分以外の発表者のプレゼンに対しての感想や評価をつけなければいけません。
その評価も採点対象なので、気を抜く暇はありませんでした^^;
受験料は、10800円です。(現在は、13200円です)
時間は説明なども含めて、半日かかりました。
1級2次試験は動画でも提出できる!
現在、1級2次試験は、動画で提出することができます。
受験料は、19800円(税込)
YouTubeに10分~15分に動画をまとめアップする方法です。
動画受験のメリット1
値段は、会場にて受験する方が安く受験できますが、会場が遠い場合、交通費などを考えると、自宅で受験できると安くすみます。
動画受験のメリット2
自分で動画をとる場合、撮り直しができます。
グループでの発表は、緊張するので、早口になり、私も家で練習していたよりも、5分も早く終わってしまって、焦りました^^;
納得するプレゼンができなかったときは、何度でもやり直せることと、皆さんの前で緊張することなく、発表できるのは、メリットだと思います^^
まとめ
整理収納アドバイザー1級を取るには、
予備講座(現在:準1級講座)
1次試験
2次試験
の手順をふむ必要があります。
なかなかすんなりとはいかないですね^^
合わせれば結構金額も時間もかかりました。
1次試験は、頭に入れるのに時間がかかりました。似たような文章や紛らわしい言い回しなどは、理解するよりも、とりあえず丸暗記しました^^;
1次試験を通らないと、受験のチャンスがあまりない(地方の場合)ので、必死でした。
2次試験は、20分でプレゼンする練習をタイマーを使って何度もしました。
20分は案外長くて、途中で説明を増やしたり、わかりやすく話すためにゆっくり話したり、調整しました。
私は緊張して少し早めに終わってしまいましたが、あまり早すぎると内容が薄いと評価されてしまうので、時間を計っての練習はした方がいいですね^^
現在は、動画での2次試験もあります。
何度も東京に通うことになった私からしたら、とっても便利になったものです(笑)
整理収納アドバイザーとしての活動は、よそのお宅に急に伺うことになりますが、自分の家以外のお片付けをする経験も、なかなかできないことなので、貴重だった思います。
整理収納アドバイザー1級はそんなに簡単ではありませんが、勉強さえすれば、けっして無理な資格ではありません。
自分の片付け方が正しいのかを確認もできます^^
私は、自分が主婦として片付けをしていたものが、資格という形になってうれしかったです。
それをきっかけにお仕事にも結びついています。
プロのアドバイザーとして活躍してみたい方はもちろん、整理収納アドバイザー1級に興味がある方は、参考にしてみてくださいね^^
整理収納アドバイザー1級は、2級を先に取ることが必要です^^
整理収納アドバイザー2級についての記事は、こちらからどうぞ☆