引田ターセンさん、かおりさん夫婦は、東京吉祥寺でパン屋さんを営まれているご夫婦です。
物を減らし、すっきりとした暮らし方がとてもステキなお二人です。
”NHK趣味どきっ!”の「幸せになる暮らしの道具の使い方。」
で、引田ターセンさん、かおりさんご夫婦の、整理術と夫婦円満の秘訣について放送していたので、まとめますね^^
引田ターセンさん・かおりさん
引田ターセンさんとかおりさんは、ターセンさんが退職を機に吉祥寺で、パン屋さんを営んでおられます。
国産の小麦を使うなど、材料にこだわったパンが人気のお店です。
ご夫婦ともにとてもオシャレで、おうちもとても素敵^^
すっきりしたご自宅のお部屋は、まるでホテルの1室のようです。
北欧家具で揃えられ、落ち着いた雰囲気のおうちが紹介されました。
整理整頓のコツ
引き出し~引き出しをデータベースにする~
リビングには、大きな引き出しが置かれています。
この引き出しは、お家のデータベースなのだそうです。
1段1段をファイルとして、ファイル(引き出し)の中は、いつもフレッシュに保つようになさっています。
引き出しには、
・代引き用のお金
・薬(季節で入れ替える)
・スキンケア用品
・カトラリー
などが収められています。
一見すると、統一感がないように思えますが、動線に近いところにおけばいいので、動線に応じて、収納する物と場所を決めているのだそうです。
とりあえずの引き出しを作る。
引き出しの1段を、”とりあえずの引き出し”としています。
どこにしまったらよいか、決めきれなく、分類しきれない物を入れておく引き出しです。
この引き出しがいっぱいになったり、時間に余裕ができたら、分類をしていけばよいのですね^^
どこにしまっておけばいいかわからないから・・・。
と、いろいろな場所に置いてしまうよりも、あらかじめ”とりあえずの引き出し”があれば、探し物も減りますね^^
引き出しの上には、むやみに物を置かない。
引き出しの上には、基本、物は置いていません。
季節の飾り物を少しだけ置いています。
気をつけないと、引き出しの上には、つい、物を置きがちですね^^
「1つだけ置く。」
と決めたりすることがスッキリな暮らしのコツですね^^
物を1つ置くと、そこから物が増幅してしまうこともよくあることです。
「なにも置かない。」
とした方が、スッキリは長続きすると思います^^
お掃除もしやすいですしね^^
食器棚
すっきりとした、食器棚は余白をもって整理しています。
適度な隙間は、食器が使いやすくなります。
物は、”使われてこそ”なので、ぎゅうぎゅうに詰まっていて取り出しにくくいとか、なかなか使わない物があるのは、気持ちがよくない。
そのために余白を残して整理するのが大切だそうです^^
”余白”があるということは、新しいものが入ってくる”余裕”があるということ。
お店で良いものを見つけても、置くところがないな・・・。とあきらめてしまうより、あそこに置こう!とか、あそこに置いたらどうかな?といった、楽しみがあります。
自分の気持ちにも余裕が生まれます^^
皿をぎっしり重ねず、間も3~4センチ開けると、余白のある食器棚の整理ができます。
使いやすさと気持ちの余裕につながりますね☆
食器棚を整理するタイミング
余白があると、ついつい物を置いてしまうのでは・・・?
そんな心配もありますが、増えてきたな。
ぎゅうぎゅうになってきたな。
が収納を整理をするタイミングです。
本当にこんなにいるかな?
使っているかな?
と考えてみるといいですね^^
物は、使われるという状況がハッピーなので、使わなくなった物は、知り合いに譲ったりと、循環させるのが、物にとっても、自分にとっても幸せですね^^
仕切りケースを準備しておく
仕切りケースなど、整理整頓に役立ちそうなものは、あえて余分に買っておくと、いざ片付けようと思ったときのために便利なので、買い置きしているそうです。
片付けようと思った時に、収納のケースを買いにいくところから始めると、後回しになってしまいます。
片付けようと思ったときが、片付け時なので、仕切りケースは、少し多めに用意しておくそうです^^

仕切りケースは、無印良品や100円ショップなどで購入できます。
重ねられるケースは、収納場所も取らないのでオススメです。
私も、冷蔵庫の中や引き出しの中などで種類ごとに収納したいときのために、いくつか予備を持っています^^
食器棚についての記事も書いています。
よろしければ、こちらもごらんくださいね^^
ごちゃごちゃしない食器収納のコツ。取り出しやすくなる方法とは?の記事はこちらからどうぞ☆
【キッチン】食器棚の収納☆使いやすい整理の仕方と食器のしまい方ははこちらからどうぞ☆
【大掃除】食器棚の見直し☆収納のプロの片付けながら清潔にするコツ☆の記事は、こちらからどうぞ☆
タオルを1種類に揃える
タオルは、白いフェイスタオル1種類だけを数枚お持ちです。
洗面に使うのも、手を拭くのも、お風呂上がりに身体を拭くのも、この1種類のタオルです。
タオルが古くなってきたら、足拭きマット用にしています。
お風呂上がりには、足拭きタオルを使って、浴室の水滴を拭き上げます。
最後にお風呂に入った人がやる習慣にしているそうです。
カビの予防にもなりますし、これで翌日のお風呂掃除はしなくてすむそうです。
この方法は、私も取り入れてみました^^
浴室の湿気を取り除くことで、本当に汚れがつきにくくなりました。
カラッとした浴室は気持ちがいいものです^^
キッチン用ペーパータオル
キッチンペーパーをお掃除に使っています。
かおりさんは、毎日玄関のタタキを拭いているそうなのですが、その時にキッチンペーパーを使うそうです。
ロールのキッチンペーパー、3枚重ねて2つ折りにして、濡らして拭き上げるそうです。
玄関を清めることで、家族の健康など、良い気を取り入れるためにしているそうです^^
家族のアルバム
引田さんのお宅には、薄いアルバムが4冊だけ。
ご夫妻の物と、2人のお子さんの物です。
以前は、幼稚園の時、小学校の時・・・。とたくさん持たれていたそうですが、天袋のしまってまま、見ることもなく、天袋を見上げては、あるということに、モヤモヤしていたそうです。
子供たちが結婚で家を出たり、引っ越しを機に、アルバムをひとり1冊にしたそうです。
後の写真は、処分してしまってそうですが、今までよりも、アルバムを見ることが多くなって、とても満足しているそうです。
夫婦円満のコツ
定年後は、「彼女が1番、僕は2番」と決めたというターセンさん。
これまで、仕事をしていた頃に支えてくれたかおりさんを今度は支えようと、かおりさんの事を1番に考えていらっしゃいます。
家事にも積極的に参加されています。
夫婦円満のコツについてもお話されていました^^
紙と鉛筆を用意しておく
考えていること、伝えたいことは、書き出して伝えているそうです。
お願いしたいことなども、紙に書いて机に置いておいたりしているそうです。
言いたいことを言えない・・・。
考えずに口に出してしまって、相手を嫌な気持ちにしてしまう・・・。
なんてことも、紙に書くことで、整理をしながら伝えられますね^^
うまくいかないことや不安に思っていることも整理ができるし、気持ちもすっきりするそうです。
共通の物を持つ
大事なところを共有することにしているそうです。
共通のものというと、同じ趣味、志向を持つことと思われがちですが、ターセンさんご夫妻の共通とは、メールアドレスなのだそうです。
大切なことだけ、共通にしておけば、後は自由。
これが夫婦円満の秘訣だそうです。
後回しにしない
言いたいことがあったら、溜め込まないで言うということを心がけているそうです。
溜めてしまうと、その時よりも思いが強くなってしまいますし、言わないでモンモンとしてしまいますよね。
溜めずに言いたいことは、その場で言うのが、夫婦円満の秘訣ですね^^
仲がいいフリをする。
仲がいいフリをするということは、プラスの言動をするということになります。
フリだけでも仲良くしておくことは、大切ですよね^^
仲のいいフリは、そのうち本当になるのだと思います。
いい人のフリをしていると、いい人になれるように、仲のいいフリはとても大事です。
夫婦についての記事も書いています^^
こちらも、よろしければごらんくださいね^^
夫婦げんかをせずに仲良く暮らすコミュニケーションのとり方はこちらからどうぞ☆
夫婦ふたり暮らし☆定年後の暮らし方と準備。夫と妻、それぞれの不安と楽しみ方
まとめ
趣味どきっ!「幸せになる暮らしの道具の使い方。」の引田ターセンさん・かおりさん夫婦の整理術と、夫婦円満の秘訣についてまとめました。
センスの良い暮らしが素敵なおふたり。
部屋も夫婦円満の秘訣も、”整理する”ということがポイントのご夫婦でした。
どちらも、やろうとする気持ちが大切で、自分にはない相手の考え方を尊重しながら暮らすのが大切なのですね^^
特に、”仲の良いフリをする”というのは、とても共感しました。
機嫌が悪いまま、接してしまうと相手も嫌な気持ちになってしまうので、”フリ”だけでも良くしていくと、なんとなく本当になってくる気がします^^
いろいろな時代があったからこそ今のような暮らしになったという、引田ターセンさん・かおりさんご夫婦。
ていねいに暮らされているお二人のように、お互いを尊重することが大切だなと思いました。
子供が巣立った後の夫婦二人暮らしの参考にもしてみてくださいね^^