親が年をとってくるにつれて、実家の片付けが気になりますよね・・・。
足元に物があると、つまずいて転んでしまったり、危険なこともあります。
実家は、人が暮らして長い時間がたっているので、物が溜まっていたりしますね。
親の年齢も上がってきて、自分ではどうしようもなくなって、暮らしにくくなってしまう前に、片付けを進めていきたいものです^^
片付ける方も、片付けられる方も、イライラしないで進める実家の片付けの心構えについて、まとめますね^^
実家の片付け、どこから進める?
私たちの親世代は、物を捨てることにとても抵抗がある方が多いです。
やみくもに、バタバタと捨て始めることは、NGですね。
捨てることに抵抗の少ないものから片付けを始めると、いいと思います。
1,キッチン
キッチンは、実家の片付けのスタートとして、やりやすいところですね。
実家の中で、キッチンは入りやすい場所で、話もすんなりとすることができます。
床置きしているところは、足を引っ掛けて転ぶと危ないことを伝えるなど、片付けは、安全のためでもあることから話はじめると、抵抗なく聞いてもらえたりします。
賞味期限が切れてしまったものは、片付ける目安になるので、片付けやすいです^^
これも、賞味期限が切れてしまうには、買い過ぎが原因かもしれないので、お話してみるといいですね^^
2,物置き
物置きには、使っていないものが溜め込まれている可能性があります。
探しものをしているタイミングで声をかけてあげると、片付けをする気持ちになれるかもしれませんね^^
私の実家では、孫のために買ってくれた鯉のぼりがしばらくそのままになっていました。
もう大きくなって、鯉のぼりをあげることもなくなっていて、傷んできていたので、お礼を言って処分しました。
3,リビング
リビングの中の小さなことからお片付けを始めてもいいと思います。
例えば、ペン立てにたくさんの使っていないペンが入っていたら、お茶を飲みながらでも進める事ができます。
使いやすさを実感できることで、お片付けが進むこともあります。
4,自分の部屋
独身の頃に使っていた自分の部屋がそのままになっているときは、まず自分の部屋を片付けるのも、実家の片付けのきっかけになりますね^^
いらないものを実家に送ったりしていませんか?
独身時代に使っていたものの処分は、自分の手でするといいですね^^
処分していいのかわからなくて、片付けられなかったということもありますので^^
イライラしないで実家の片付けを進める心構え6つ
1,住んでいる人の意見を尊重する。
実家が片付いていないと、とても気になるものですが、やはり住んでいる人の意見は、尊重しましょう。
片付けたいと思っていないのに、片付けを提案すると、ますますやる気を失わせてしまいます。
住んでいる人の意見を最優先に、焦らず進めましょう^^
2,少しずつ進める。
片付けたいという気持ちが出てきても、一気に進めてしまうと、また物を溜め込んでしまったりします。
たくさんの物がなくなったことで、寂しさを感じることもあるからです。
また、こんなに捨てたのだから・・・。と少しぐらい増やしても大丈夫と思って、元のように戻ってしまうこともあります。
体力面でも、疲れてしまいます。
少しづつ進めることが大切ですね^^
3,気持ちに寄り添う。
長い間当たり前だった空間を、片付けによって、急に変わってしまうことに、気持ちがついていけないこともあります。
その物への思いも、ひとそれぞれです。
あくまでも、住んでいる人の気持ちに寄り添うことは、気をつけたいですね^^
4,勝手に進めない。
年をとっていても、勝手に自分の物に触れられるのは、嫌なものです。
勝手に手をつけたり、ポンポン捨ててしまったりするのは、やめましょう。
自分にとってゴミに見えたとしても、大切な思い出のあるものかもしれません。
やりたくないときもあるでしょう。
勝手にどんどん進めてしまうと、嫌な気持ちだけが残ってしまい、ますます片付けが進まなくなってしまうかもしれないので、勝手に進めてしまうのは、やめましょうね^^
5,勝手に部屋に入らない。
実家とはいえ、親の部屋に勝手に入ることは、やめましょう。
親も片付けなければいけないことは、十分にわかっています。
私の母は、洋服をたくさん溜めてしまっています。
それでも、自分の洋服を他人に触られるのは、イヤみたいです。
年をとったとしても、プライバシーはきちんと考えて頼まれたら入るくらいがちょうどいいと思います。
6,焦らない。
例えば、実家が遠方にある場合、そう度々来ることができないからと、焦って進めてしまうと、ケンカの元になってしまいます。
焦る気持ちにはなりますが、焦らず時間がある程度かかってしまうことは、覚悟してゆっくり進めた方が、うまくいくと思います。
思い切ってプロの手を借りる
案外、他人に言われると、片付けが進む場合もあります。
夫の実家の物置きを片付ける手伝いをしようとしたのですが、遠慮してしまったようで、業者の方にお願いしたようです。
知っている人に見られると、恥ずかしいという思いがあるのもわかるので、頼んでもらってよかったと思います。
つい、子供だとうるさく言ってしまったりということもあるので、プロの手を借りるというものも、ひとつの方法です^^
身内に言われるよりも、素直に聞き入れやすい場合もありますものね^^
私は、整理収納アドバイザーの仕事をしていますが、あまり自分の親にアドバイスをすることはしていません。
聞かれたら答えるくらいの距離がちょうどいいと思っています。
まとめ
実家のお片付けをイライラしないで進める心構えについて書きました。
実家の片付けも、やり方は普段のお片付けと同じですが、急に持ち物全部を出して片付けるというやり方は、多少強引なイメージもあります。
せっかくお片付けをするのに、イライラして揉める原因にもなってしまいます。
時間がかかってしまうことは覚悟の上、住んでいる方の気持ちを大切に、実家を安全なところにしたいものですね^^
思い出のものもたくさんあって、片付けが進まないこともあると思いますが、キッチンやリビングなど、いつも使っているところの小さなところから始めるのもおすすめです。
ぜひ、参考にしてみてくださいね^^
リバウンドしにくい片付け方についての記事も書いています。
実家の片付けを実践するときの参考にしてみてくださいね☆
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