家族の共有スペースであるリビングの収納は、スッキリさせたい場所ナンバーワンではありませんか?
NHKの【あさイチ】で、リビングをスッキリと収納するには、”わける”ことがコツというテーマを扱っていたので、まとめますね^^
片付かない原因は?
スッキリ整理術の講師は、文具メーカー「コクヨ」の下地寛也さん。
”分ける”ことに関する本も出されています。
下地さんは、片付かないのは、物が多いのではなくて、分けていないことが原因とおっしゃっています。
モデルになったのは、3歳と1歳のお子さんがいらっしゃる4人家族の方。
お悩みは、ご主人も奥さんも、ついつい空いているところに置いてしまい、散らかってしまうというもの。
お子さんが3歳と1歳なら、子育てが忙しくて、片付けまで手が回らないことも、わかりますよね^^;
リビングでの分ける片付け方
家族共有スペース、リビングでの”わける”収納方法は、人別にわけるということでした。
夫の物、妻の物、子供の物で”わける”というもの。
ひとりひとりの量に合わせて、クリアボックスで人別にわけました。
クリアボックスは、それぞれ色違いを用意し、さらに、カテゴリーで分け、ラベルをつけていました。
それを背の高さに合わせ、上からご主人、奥さん、お子さんの順に既存の本棚に並べました。
カテゴリーは、例えば、ご主人ならご主人あての書類、ご主人のケーブル類など。
子供ならおもちゃを、おままごと、電車、などのカテゴリーで分けていました。
それを見た奥さんは、ご主人が続けられるか心配のご様子・・・。
片付け用緊急避難ボックスを用意する
奥さんは、ご主人が続けられるか心配されていましたが、そんな時のための「緊急避難ボックス」を作ります。
忙しい時、疲れている時、片付けしたくない時のための、とりあえず入れておく箱です。
これをご主人用に準備すると、毎日片付けしなきゃというプレッシャーから開放され、長続きするそうです。
続けてもらうコツは、ご主人に緊急避難ボックスを、いつ片付けるのか、自分で決めてもらうということ。
月に1回とか、週に1回とか、ご主人が決めて、緊急避難ボックスに片付ける日付を書き込んでもらいます。
”自分で宣言したことは、守りやすい”からだそうです^^
奥さんは、子供のおもちゃ用の緊急避難ボックスも作られていました☆
”がんばる” ”手を抜く” ”やらない”に分ける
収納だけでなく、家事や子育て、料理の行動を”がんばること”と、”手を抜くこと”、”やらないこと”の3つにわけていくことで解決するというものです。
掃除の場合・・・。
場所を書き出していきます。
”がんばる”・・・リビング、キッチン
”手を抜く”・・・玄関、ろうか
”やらない”・・・子供部屋(子供に任せる)
料理(夕食)の場合・・・。
1週間のうちの曜日を書き出して、
”がんばる”・・・しっかりメニュー
”手を抜く”・・・簡単なもの、残り物
”やらない”・・・外食、おそうざい
にわけていきます。
収納も掃除と同じように、場所でわけられますね^^
2:6:2の法則
この、がんばる、手を抜く、やらないを、
がんばる・・・2割
手を抜く・・・6割
やらない・・・2割
でこなすと、上手くいくそうです。
全部を全力でがんばると、疲れてしまうので、2:6:2くらいの力の入れ方だと、気が楽になりますよ^^とおっしゃっていました。
この割合は、人それぞれだと思うので、自分なりの割合にするといいと思います^^
もうちょっと頑張る方が、自分の気持ちに満足できることもありますし、反対もありますもんね☆
まとめ
NHK【あさイチ】で特集していた、「わける」のリビング収納についてまとめました。
家族共有スペースのリビングの収納は、”わける”ことがコツだということです。
人別に分けて、それぞれが管理する工夫をしたいですね^^
モデルとなっていたご家族のお子さんは、3歳と1歳なので、まだお母さんの手助けが必要だとは思いますが、自分の場所をもらうことで、遊び終わったらおもちゃのお家に返してあげる癖がついてくれそうですね^^
ラベルの代わりにおもちゃの写真を貼ってあげたりすると、字が読めないお子さんでもできそうです☆
最初から完璧には、お子さんもお母さんも大変・・・^^;
どこか1ヶ所から進めてみると、いいかもしれません^^
忙しくて元に戻せない時用に、緊急避難ボックスを作っていました。
すぐにやってしまう方がいいと、わかっていても、そんなにうまくいかない日もきっとありますよね・・・。
そんなときに、緊急避難ボックスが助けてくれますよ^^
後で、片付けるために、一時的に入れておく場所として、緊急避難ボックスを置いておきます。
いっぱいになってしまってから、片付けるのは、またどんよりとした気持ちになってしまいます・・・(T_T)
ちょっとの時間で戻せる量のうちに、戻した方が、片付けの時間も短くて済むし、自分を責めてしまわずにすむので、緊急避難ボックスの大きさも、気を付けた方がいいと思いますよ☆
緊急避難ボックスだらけにならないように、片付ける日を書いておいて、守れるようにできるといいですよね。
例えば、3日後とか、次の休みの日付などをマスキングテープなどに書いて貼り付けておくといいと思います。
あんまり長い間置いておくと、そこが、収納場所に変わってしまうので^^
自分の緊急避難ボックスは、片付けるタイミングを自分で決めて宣言することで、片付けが続けられるそうです。
人に宣言してしまうと、やらざるを得ないので、いやいやでもやらなきゃいけない・・・。
そのうち、やらないと気持ちが悪い・・・。
となると、こっちのものです( ̄ー ̄)ニヤリ
がんばる、手を抜く、やらない、の割合は、2:6:2。
がんばるところは、2割程度にして、無理しないでリビングの片付け作業を進められるといいですね☆
まずは、人別にわけることから、片付けを始めてみるのもいいと思います^^
自分の割合は、どのくらいか、実験的にやってみるのもいいと思いますよ☆